常設展示のご案内

1階の導入展示、2階の第1展示室と第2展示室、屋外展示に分かれています。

導入展示

地図模型によって、川内をとりまく地形・地理を分かりやすく紹介するとともに、主な史跡や文化財・施設を表示しています。

周囲を山々に囲まれた盆地状の地形をしている川内は、中央部には九州三大河川の一つである川内川が東西に流れ、東シナ海へと注いでいます。川内の歴史を語る上で、この海と川への出入り口であることが、現在に続く川内の歴史を形作ってきた大きな要素であるといえます。

そのほか、地層パネル、薩摩国府推定域出土墨書戯画土器の拡大模型、薩摩国分寺七重塔大想像図、渡し舟等の展示から、閲覧コーナーや映像展示システムも設けています。


第1展示室

旧石器時代から現代にいたるおよそ2万年にわたる川内の歴史を概観するとともに、民俗文化についても紹介しています。

考古:
旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代
歴史:
薩摩国府、薩摩国分寺、新田神社、近世、田の神さぁ
民俗:
川内川の漁撈、稲作、昔のあそび、川内地方の民家

【主な展示資料】

  • 「薩摩国分寺跡(国指定史跡)」関連資料
  • 「新田神社文書」(国指定重要文化財)
  • 「船大工樗木家関係文書」(国指定重要文化財)

第1展示室
第1展示室

第2展示室

川内の特色ある歴史や文化、縁ある人物について、テーマごとに紹介しています。

*澁谷氏と島津氏 *平佐領主北郷家 *近世の絵図 *久見崎船手 *平佐焼
*教育の変遷 *戦役 *岩谷天狗 *西ノ海嘉治郎 *太平橋 *川内大綱引

※テーマ内容は、展示替えによって変更しますので、ご了承ください


第2展示室
第2展示室

屋外展示

庭園は、川内川河口部にある長崎堤防の造形を取り入れた日本庭園風で、六地蔵塔、愛宕大権現や石仏、田の神像、石敢當など信仰に関する資料から、石風呂や井戸の枠など暮らしに用いた道具をご紹介しています。

施設出入口付近には、平成19年(2007)に建造された木造和船「薩摩型船」をご紹介しています。


屋外展示
屋外展示

平面図

1階平面図

平面図1階

2階平面図

平面図2階